盛岡八幡宮は、今から300年以上の昔に、南部氏が盛岡城を築城した際に、場内の鎮守のために建立されたものですが、大本の由来は1000年ちかく前の源氏の武将が、戦勝祈願のために石清水八幡宮からの分霊をしたのが始まりと言われています。
そのため盛岡でも有数の年月を誇る神社となっています。
祭神とご利益
祭神は応神天皇と八幡神で、他に春日大神と白山大神を祀っています。
全般的には、農業、工業、商業、学問、衣食住に強い神様が集まっており、東北の神社として、それらのサポートをしてきました。盛岡近辺の人々にとってとても馴染みのある神社です。
こういった、大きくて土地に根ざした神社というのは、そこで暮らす人々の大きな力になってくれます。
また盛岡八幡は神道系ですから、そこでの願がけは、広く長い願いに向いています。
ただ、それとは別に、特別に縁結びを願う「縁結美神社」や安産祈願や子孫繁栄を願う「梅宮」のというものが敷地近辺あり、こちらは盛岡八幡宮の一つとして、恋や結婚、出会いを求める方々におすすめできます。
また、芸事を扱う阿国稲荷(おくにいなり)神社などもあり、健やかに生きることを全般的に後押してますので、境内をめぐってあなたの必要なご利益を得るということも可能です。
授与品について
盛岡八幡宮は大きな神社だけあって、様々な授与品があります。
特にお守りは豊富で、厄除け、目標達成、金運、開運、方位、こども、大吉等々様々ですが、祭神で考えると基本的には「農業、工業、商業、学問、衣食住」関連のものをチョイスするのが良いと思います。
御札についてはスタンダードに祭神のものが一通りありますが、興味深いのは山神の御札があるのと、火防札が真っ赤でおしゃれで良いです。
そして、他にはあまりないものとしては、パワーストーンをあしらったオフィシャルの腕輪を作っているところです。
種類は、タイガーアイ、水晶、翡翠、アメジスト、キャッツアイ、トルマリン、ローズクォーツとメジャーなものが一通りそろっており、このパワーストーンに対して、さらに祭神のご利益が加わりますので、通常通販で購入するストーンとは違った効能が期待できます。
ストーンとお守り、そして火防札はオススメです。
イベント系のおすすめ
そして、盛岡八幡宮といえば2つのイベントが思い起こされます。
一つがチャグチャグ馬コ、もう一つは流鏑馬神事です。流鏑馬神事は言わずもがなで、だいたい9月に毎年やるようです。
もう一つのチャグチャグ馬コというのは、華やかな馬具をあしらった馬を連れて更新する伝統芸能ですね。
これは鈴の音を慣らしながら、無病息災を願って鬼越蒼前神社から盛岡八幡宮までの約15キロメートルの距離を鈴の音を響かせながら4時間かけて練り歩くお祭りで、無形民俗文化財に指定されています。だいたい6月に開催されます。
どちらも興味深いものですから、機会があれば見てみることをおすすめします。
所在地ほか
名称 | 盛岡八幡宮 |
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祭神/本尊 | 応神天皇と八幡神 |
特徴 | 盛岡に千年近く鎮座する中心的な神社 |
住所 | 岩手県盛岡市八幡町13−1 |