靖国神社は、東京都千代田区にある日本人であれば誰もが聞いたことがある名前の神社ですね。
元々は戊辰戦争や明治維新期の戦没者を異例するために、明治天皇の勅令によって建てられた神社に由来しています。
そのため、この神社は国家のために殉職した人の霊──246万6千余柱を祀っています。
また、全国にある護国神社と深い関わりもあります。
祭神について
主祭神は、護国の英霊 246万6千余柱となっています。
対象は、幕末から明治維新にかけての志士、ペリー来航以後の日本国内外の事変、戦争のために準じた人たち等になります。
戦争・事変名 | 柱数 |
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戊辰戦争・明治維新 | 7751柱 |
西南戦争 | 6971柱 |
台湾出兵(別名:征台の役) | 1130柱 |
江華島事件 | 2柱 |
壬午事変 | 14柱 |
京城事変(甲申政変) | 6柱 |
日清戦争 | 1万3619柱 |
義和団事件 | 1256柱 |
日露戦争 | 8万8429柱 |
第一次世界大戦 | 4850柱 |
青山里戦闘 | 11柱 |
済南事件 | 185柱 |
霧社事件 | |
中村大尉事件外 | 19柱 |
満洲事変 | 1万7176柱 |
支那事変 | 19万1250柱 |
(日中戦争) | |
大東亜戦争 | 213万3915柱 |
(太平洋戦争) | |
計 | 246万6584柱 |
国家の英霊ということで、政治的にはどうしても意味が生じてしまいますが歴史的には、日本は神話の神様だけでなく実在の人物も祀ることから、かつて日本の近現代の戦争で命を落とした人たちを祀るというのは、日本人の文化風習の理にかなった行為です。
ご利益等について
近現代の英霊に対してご利益というのも不思議なお話ですが、神社であり神様として扱われていますから、そこには願いを託す確かな役割が存在しています。
言われているのは日本人のための神社ですから、生活や身体についての健やかなることを願う、というものですね。
ですから、もしあなたが、日々の営みについて、強い加護を得たいと思っているのであれば、参拝することをおすすめします。
授与品
授与品は、スタンダードに御札、御守があり、そして祀っている神様の形式上、神棚も販売しています。
神棚は英霊として祀られている人物のご遺族/親類などが家に置くためのものですね。その他にも文具、文鎮やしおり等も好まれています。
しかしやはりオススメしたいのは、スタンダードな御守です。護ることに命を費やした神様ですから、その御守はたしかな力を持ったものです。
その他靖国神社の文化について
恒例行事としては、例大祭とあわせてみたままつりというものが7月に行われます。
みたままつりは、日本古来の祖先祭祀である盆行事にちなんで、祭神を慰霊する祭儀を行い、境内では大小3万の行灯等が掲げられます。
また神社内には、戦争の展示を視ることが出いる遊就館があり、神社以外の歴史的な事柄を知る機会を得ることもできます。
仔細
名称 | 靖国神社 |
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祭神/本尊 | 246万6584柱の英霊 |
特徴 | 近現代の英霊を祀る神社。 |
住所 | 〒102-8246 東京都千代田区九段北3丁目1−1 |