占いについての相談先を探していると、時折同じカテゴリに「スピリチュアルカウンセリング」という項目を見かけることがあると思います。
このスピリチュアルカウンセリングとは何でしょうか?
占いと何が違うのでしょうか?
今回はそのあたりについてご説明差し上げます。
まず占いとは何でしょうか?
占いとはなにか?
占いは、現在主流となっている、科学や学問とはちょっと違うものです。それは、数学や心理学との関連があるものですが、まだそれらの学問体系が確立される前に、人類が物事を判別し理解するために使われた思想がベースになっています。
月日の移り変わりには暦が使われ、後にそれは占いに転用されています。物事の性質にはエレメントや木火土金水という考え方をベースに占いにつかわれたりしました。
それらは、世を解説し紐解くためにつかわれたものです。
占いというのは、これらのツールの機能をつかって、人々の悩みや問題を解決するために使われます。
そこにはカウンセリング要素もあります。
占いの使い方
ここで重要なのは占いの使い方です。
占いとしてはツールとしては誰しもが使えるものですが、それをどう応用し、診断のメッセージを広い、同つたえるのか、というのは占い師のスキルに依存しています。
それは占い的な技術のほかには、「観察」と「理解」と「思考」と「伝達」によってなされるものです。
これらは個人の経験と知識に依存しています。
カウンセリングも同じような「観察」と「理解」と「思考」と「伝達」によって行われます。
カウンセリングは、しばしば占い以外のメソッドやツールを使いますが、アウトプットについては、個人に依存するという部分では同じものになります。
ではスピリチュアルカウンセリングとは何でしょうか?
スピリチュアルカウンセリングとは?
スピリチュアルカウンセリングとは、占い師のツールとしての占い技法を省略した、相談術になります。
多くの占い師さん──対面接客と相談を生業とする人たちは、そのたくさんの診断&接客景観から、会って話をするだけで、相談にのり問題解決のしるべを伝える能力を持ちます。
スピリチュアルカウンセリングとはつまりツール部分をその個人のスキルによって、省略した状態の試みなんですね。
そのバックボーンにあるのは、占いかもしれませんし、心理学かもしれません。
しかし、確かな経験で持って行われるカウンセリングは、占いや、臨床心理士のコミュニケーションと遜色ない効果を発揮するものです。