鳥海月山両所宮(ちょうかいがっさんりょうしょぐう)は、山形県山形市にある神社です。山形県の総鎮守にあたる神社になります。
鳥海山の神様、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)と月山の神様、、月夜見命(つくよみのみこと)を祀っています。鳥海と月山の両方の名前が入っているのはそういうことですね。
歴史としては、源頼義が安倍貞任討伐で戦勝したことから、報賽として創られたと伝わっています。
祭神についての詳細
さて、鳥海月山の神様は、月の神様(月夜見命)と穀物の神様(倉稲魂命)です。
月夜見命は、目から生まれたとされることから、眼病にご利益があるとされ、また視るということから、先見の明=厄除け、開運後から、さらに月のものということで安産、さらにさらに、月は生物の営みにも連動することから、五穀豊穣や大漁祈願などもできるといいます。
ですから、鳥海月山においてはそれらに関連する願いを持ち込むのが良いでしょう。
続いて倉稲魂命ですが、こちらは稲と倉がはいっていることから、五穀豊穣ですよね。
農耕に加えて、集落に紐付いた産業全般の神、商工業の神様でもあります。職人的技術や金運の上昇も見込めるものとなっています。
ですから、倉稲魂命については人の営みに関する願いのなかでも、やや産業や技術向上よりの願いをするのが良いのです。
そしてもちろん、戦に勝ったことを祝って建てられた神社ですから、勝負事を願うのも向いています。
授与品について
授与品は御朱印や御守については、社務所で得ることができます。特に御朱印は格式あるものです。
パワースポットとしての見どころ
見どころは本殿と、随神門、そして城輪神社社殿です。
それぞれ市の指定有形文化財になっています。
とくに随神門は木で作られた門の中には、武将の象や龍の彫刻や、麒麟の絵があり、歴史荘厳さを感じさせるものとなっています。
所在地他
名称 | 鳥海月山両所宮 |
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祭神/本尊 | 倉稲魂命、月夜見命 |
特徴 | 鳥海・月山両方の神様を祀る、山形の総鎮守 |
住所 | 〒990-0057 山形県山形市宮町3丁目8−41 |