当ブログでは様々に護符を紹介しています。
実は、護符というのは自分で書いたものでも効果を引き出すことが出来る事をご存知でしょうか?
刀印護符の応用
刀印護符というものがあるのをご存知かと思います。
これは、神主さんや陰陽師が書いた特定の護符を指でなぞることで効果を強める護符ですね。
護符の使い方として、印象づけを強める、理にかなった良くある方法です。
すこし深く考えてみれば分かると思うのですが──なぞることで効果があるなら、ではなぞって自分で書いてしまったらどうなるのか?
もちろん、それも効果を発揮します。
というか、指でなぞるより強いものになります。
自分で描けば思いがこもる
さらに応用することも可能です。
ネットには、例えば九郎堂さんのところとかで、護符をいろいろと効果別に販売していますが、それをちゃんとなぞることができれば、あなたは自分でその護符をつくることが出来るのです。
もちろん、背景にある由来を知っていたほうが効果はありますが──一方で、知らぬが仏という言葉にある通り、知らない方が願いが強く発揮される「願掛け」というものは存在します。
そして、人の想いや願いというのは、時にプロの術者を上回ります(だからこそ若くして成功する人などもいる訳です)。
ですから、もし通常のお守りや護符にちょっと飽きてきたなら、ためしにプリントアウトした護符を参考に、模写して書いてみるのも全然ありですよ。
素人仕事は危険?安全
護符を自分で書く?
そんなものに、素人が手を出していいの? という人がいますけど──多くは、それをやられると商売上がったりだから、言っているのです。
手を出して良いのです。
失敗したら効果が出ないだけです。
悪い効果が出たら、お焚き上げでもすればいいのです。
護符というのは、我々が思っている以上に効果的ですが、一方で非常に雑で柔軟なものでもあります。それに悪しき結果というのは──どちらかというと、護符よりもその使い手の心の影響が大きく出た結果であることのほうが圧倒的に多いのです。
あなたが純粋な心でそれを望むのであれば、素人仕事の手書き護符だって十分に効果を発揮しますよ。
例えば──お母さんが、小さな紙に「忘れ物をしないこと」と願いを書いて子供に持たせました。さてこれはオリジナルの護符です。効果が出そうですか?悪いことが起きそうですか?
護符というのは、広義にとらえれば、そういうものも入ってきます。
ですから、使い手の心持ち次第であり、何をどうしても大した問題ではないのです。
具体的にやってみたい人のために
護符は簡易なものからちゃんとしたものまで様々にありますが、もし自分で書を描いてみたいなら、大宮 司朗先生の護符シリーズがおすすめですね。
他にもこんなシリーズもあります。
興味があるようでしたら、ぜひ、自身での模写というものをチャレンジしてみてください。
筆と紙を手にとって。