他人とのコミュニケーションに置いて、物事が伝える/伝わるというのはとても重要な事柄ですよね。
仕事に、恋に、友人関係において、あなたが何をしたくて何を考えているか、その思いというものは、伝われば伝わるほど、あなたに心地よさと幸せをもたらします。
ちょっと分かりづらい言い方をしましたね。
もう少しわかりやすくいいましょう。
「好き」という思いが適切に相手に伝わって、相手から「自分もあなたが好き」が帰ってきた時、それは心地よく幸せなことですよね?
思いには、そういった形で、目指すべき心地よい世界の形がセットでついてくるのです。
ですから、思いというのは伝わる必要が有るのです。
今回は、その思いを伝えるための、自己と世界のためのおまじないをお伝えします。
暗がりの一灯は思いを集める
おまじないの前にもう一つ話をしたいと思います。
まず思いというのは、普段はどうなっているかという話です。
あなたの思いというのは、日常生活の中で、普段はいろいろな雑多な事柄にじゃまされて、霞んでしまっている状態にあります。
あたりまえですよね。誰かが好きだという思いが頭から離れないと、その人は仕事もできなくなってしまいますから、それはわりと自然な状態です。
ですから、思いが伝わるには、まずその霞んでしまった思いをクローズアップして集める必要がるのです。
それには、明かりが必要です。それも暗がりの中の一灯です。
古来より人類は、暗がりの中で明かりを灯して思索をしてきました。
そして、古神道や陰陽道の儀式に置いても夜半における、灯火は不可欠なものです。
何よりも、炎には人を魅了し集中する力があるのです。この特別な力をおまじないに使います。
小さな灯火に願をかける
用意するものは、環境と灯火をつける道具です。
部屋を真っ暗にして、テーブルの上の燭台(お皿でもいい)に、ローソクで火を灯しましょう。
そして、それを見つめながら、あなたが誰かに伝えたい事柄に、思いを巡らせるのです。その思いは必ず「言語化」しましょう(呪文の創造)。そしてそれを口を動かして繰り返すと強いおまじないになります(声は出さなくてもいい)。
ポイントは暗がりのなかの灯りなのですが、これはたとえばスマホ画面などではNGです。何が駄目かと言うと、色温度が違うのです。
原初の人類が長い年月思いを巡らせた灯りは、炎なので、だいたい2000k未満の色温度なのです。それはギリギリ豆電球のようなものでも良いでしょう。
暗がりの中で炎に思いを伝えることで、あなたの願と力が強まるのです。
もし「私は○○が好き」と炎に伝えたなら、それは相手に通じるでしょう。