沖宮(おきのぐう)は、沖縄県那覇市に存在しているスピリチュアルな神社です。奥武山公園の東部にあります。
沖宮の御祭神は、原初においては霊木が祀られていたと言います。
もともとは那覇港の海中に光り輝くものがあって、それを引き上げたら枯れ木で、琉球の国王がこれは蓬莱の霊木ではないかと考え社寺を建てて祀るようになったのだそうです。時代としては1713年ですから今から300年ほど前ですね。
以後は、航海安全の神として崇敬されているのだそうです。
建物は琉球瓦の独特の建物になっており、本土の神社とは違った趣とパワーがあります。
現在の祭神
現在の祭神は天受久女龍宮王御神(天照大御神)、天龍大御神、天久臣乙女王御神、熊野三神(伊弉册尊・速玉男尊・事解男尊)を祀っています。
沖宮には霊峰・天燈山という山がその傍らにあり、その山頂に天照大神が降り立ったという言い伝えがあります。
山頂には社があり、そこもパワースポットです。
天照大神をはじめとする、格の大きな神様をまつっていることから、やはり土地に根ざした広い願いや悩みに応える祭神といっていいでしょう。
ご利益としては、無病息災や交通安全といった、身の回りを守護するものが良いでしょう。
また沖縄の土地に住まうものであれば、恋や縁組みや仕事を願うのも良いです。
授与品について
授与品は御守、御札、御朱印や御朱印帳一通りそろっておりますが、いくつかは土地の匂いを感じさせる独特なものです。
特に御守については、音守りという琉球三味線をつかった琉球の風土を感じさせる音源を御守にしたものがあり、これは清涼で非常に趣深いものがあります。
また沖宮の龍神シーサーの置物も迫力があって素晴らしいです。一点物で受注制作になっています。
その他土地のデザイナーさんが意匠を凝らしたスタンダードで可愛らしい御守も素晴らしいです。
香袋やペンダントもあり、それらは琉球の社の一つである沖宮のパワーを存分にもたらしてくれるものになります。
所在地ほか
名称 | 沖宮 |
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祭神/本尊 | 天受久女龍宮王御神(天照大御神)、天龍大御神、天久臣乙女王御神、熊野三神(伊弉册尊・速玉男尊・事解男尊) |
特徴 | 沖縄の伝説的な成り立ちをもった、スピリチュアルな神社。 |
住所 | 〒900-0026 沖縄県那覇市奥武山町44 |