スピリチュアルな願掛けアイテムで一般的なものは、お守りと護符と御札がありますが、それぞれどう違っているのかを説明します。
それらは、似て非なるものですが、概ね用途の違いと認識知ていただければ問題ありません。
お守りとは
お守りは、一般的には神社で配られるもので、小さな手のひらに収まる小袋にはいっているものですね。その外見のとおり、持ち歩くことでご利益を発揮するようになっています。
お守りの中には小さな御札がはいっており、その御札に願掛がされています。よく、開けてはいけない、といいますが、それはそのとおりでもありますし、間違ってもいます。
お守りの中身はありがたいものであるから、不浄な外に出すと効果が減じられる、というのは神道としては正しい感覚ですね。
一方で中身は御札でしかありませんので、必要に応じて、移し替える等をしてもよい訳です。つまりは、扱う側の意識の話であり、出したからかならずしも減じるという話ではないのです。
脱線しましたが、続いて御札について。
御札とは
御札はお守りとはちがって、サイズの大きなものが主になります。
一般的な御札は、だいたい神社の名前や、祀られている神様の名前が記されていますが、これは基本的に飾るようのものです。
そして、飾る位置ですが、御札は神様の代わりであり、神様の出張所となるものです。ですから、神棚と同じように、人の目線よりも上にあるのが望ましいとされています。
これも、願いとその願いを委ねる神様を意識するものですから、そのようにしたほうが良いですが、こまかくは厳密なものではありません。
そもそも御札自体は小さく持ち歩けるものもありますから、サイズ感や必要に応じて対応すれば良いということです。
護符について
護符は、お守りや御札の言い換えですが、より呪術的な記述によって、願掛けのプログラムが記載されたものになります。
神社によっては、護符クラスの記述をお守りや御札にしているところもあります。これらは単なる分類上の名称ですが、護符はそこに記載された意図によって、願望機としてのお守りや御札に。より具体的なアクションを望むものであると理解知ていただければと思います。
以上、お守り、御札、護符の違いです。
大切なのは、願いと願いの対象に意識をまわすことです。
そのあたりを踏まえた扱いをすれば、かならずしも神社の求める形式で使わなくても問題ありません。