日本は多神教であり神道の国です。
そして、至るところに神様がいますね。
私達は、四季折々で神様に接し、ときにお願い事をしていたりしますが、正しい神様の選び方というのはあるのでしょうか?
今回はそれについてご説明差し上げます。
氏神様を探そう
もしあなたが何かの願いを神様に伝えたいなら、まず氏神さまを探しましょう。
氏神さま、とはその土地の神様です。
その土地の神様はどこにいるのか? それはあなたが住んでいる場所に最も古くからある最寄りの神社にいると考えてください。
現代はITの時代ですから、まずGoogle Mapsを開きましょう。
そして、住処を中心にして「神社」と検索をしてください。するといくつかの神社がでてきます。
そのなかで最も近い神社がだいたい氏神様です。
ですが、ちょっと注意も必要です。
一番古い氏神様かどうか?
念の為、その神社のプロフィールを見てみましょう。そして必要に応じてGoogle検索で由来を確認しましょう。
すると、いつ建立されたとか、時代がいつかとか、そこで祀られている神様が誰だとか、そういった情報が手に入ります。
これが、たまに、近年に入って建立された新しい神社のケースもあるので注意が必要です。
古くからの氏神様じゃないケースもあるのです。
その場合は、2つ3つと遠い距離にある神社のプロフィールをみるようにしてください。どこの市町村にも、だいたい古い時代に周辺一帯にまとめて建立された神社というのがあります。
それが、ほんとうの氏神様です。
もちろん、新しい神様でもよいのですが、神様の土地への愛は年月の長いものほど強そうですよね。
ですから、そういった、一番古い氏神様を選んで、参拝するのが良いのです。
願いに合わせた神様さがし
それからもう一つのスタンダードな方法。
こちらは、氏神様ではなく、願いに合わせて神様を探す方法です。
日本全国には、特定の願いに強いとされる神様もいますよね。
恋愛、仕事、勉強、健康・・・そういった神様のところに訪問するのも一つの手です。
これはスタンダードな方法ですので、特に説明の必要はないと思います。
大事なこと
このブログでも散々説明していますが、願掛けの対象となる神様や神社、あるいは護符やお守りの最も大切なことは、由来や歴史です。
ですから、土地の古い神様がまず大事であり、続いて有名な願いに強い神様が大地ということになるのです。
ですから参拝する神社のプロフィールをぜひ確認するようにしてください。そうして年月を感じ取って、バックボーンを意識して参拝することをおすすめします。