よく対面鑑定や電話占いをする占い師さんの中には、守護霊をふくむ霊的なものとのコミュニケーションをされる先生がいらっしゃいます。
今回はそんな守護霊対話についての解説です。
守護霊対話とは?
あらゆる人にはその人を守護してくれる霊体がいるといいます。
その守護霊は、その人自身の後ろに寄り添い、必要に応じてインスピレーションを与えてくれたり、様々な厄災から人を守ってくれたりします。
通常、多くの守護霊は亡くなった親類やご先祖様、家族、ペット等になりますが、レアなケースとしては歴史上の人物や、自然現象が顕在化したものまで様々にあります。
そして、占い師さんは、そんなあなたを守護する霊体とコミュニケーションをとり、生活のためのヒントを導きだしてくれるのです。
守護霊というものは存在しますか?
シンプルに守護霊といわれても、その実在については、なかなかイメージしづらいかもしれません。
ですが一方で、なんとなく「守ってくれているかも?」という実感を持たれる方もいらっしゃると思います。
守護霊とは一体何なのでしょうか?
さあらゆる人にはご先祖様という存在がかならずいます。ご先祖様なくして、あなたはそこに立っていない訳です。
人間というのは、人類が脈々と血筋と文明を引き継いできた結果、存在しています。人は多くの人々の命の上にあなたは立っているのです。身近なものでいうなら、お母さんとお父さんと、おじいちゃんとおばあちゃんと、そのまたおじいちゃんとおばあちゃんがいて、その人はそこに存在している訳です。
そして、人というのは、古来より先人たちをとても大事にしてきた歴史があります。いわゆる先祖崇拝というもので、多くの文明において人が抱く、ごく基本的な価値観です。
こういった先祖に対する畏敬の価値観が、守護霊という存在の基本な認識につながっています。
占い師さんはどうやって守護霊と対話をするの?
たとえば人というのは、かつて亡くなってしまった人と心の中で対話をすることがありますよね。それは生あった物たちの、気持ちや所作や言動を覚えているからできるものです。
「あの人なら、ああ言うだろう」
というのは、透視にも近い感覚ですが、人というのは親しいよく知った人であれば、その言動をイメージすることは容易です。
占い師さんは、そういったイマジネーション方法に近いことを診断者に対して行っています。診断者のプロフィールや対話を元にして、影響を及ぼしたであろう、親や祖父祖母、あるいは家族といったキャラクターをイメージしそれを診断者の背後に見出しているのです。
簡単に言ってしまうと「親の顔を見てみたい」を実際に、スキルとしてやってしまっている訳です。しかし、確かな経験とすぐれたセンスを持つ占い師さんは、本当にリアルなまでに守護するものの存在を見出すことが出来ます。
そして、その守護霊から導き出した言葉を診断者さんに伝えているんですね。
守護霊対話における占い師さんと守護霊の役割
占い師さんの役割は何でしょうか?
占い師さんの役割は、その人を正しい方へと導くことですよね。
そして、守護霊という存在は、ご先祖様であったり、何らかの超常的な影響力をもった存在であったりしますが、少なからず、診断者が破滅に向かうようなことを回避したいと考えている存在であり、ポジティブなサポート力が具現化した存在です。
占い師さんは、診断者さんが、そういった目に見えないものに守られてそこにいる事、多くの人達に支えられている事を伝えて、自信をいだき未来へ向かう手助けをしているんですね。
ですから、守護霊の実在を問うのは、自ら自信の源となる庇護者を投げ出していることでもあります。守護霊を意識すること=あなたは多くの人達の命の助けを経てそこに立っている=あなたの正しさや自信につながるのです。
守護霊というのは、それを否定するよりもそれをトータルな意味で理解したほうが、あなたの未来はポジティブなものになるのです。
守護霊というのはそういう力を与えてくれる存在であり、守護霊対話をする占い師さんは、その大いなる助力者を実感させてくれる存在だということです。