西洋占星術を好きな人というのはいっぱいいますよね。
占星術は人気の占いです。
ですが、その難解さについては、触れたことのある方ならよく分かると思います。
西洋占星術の難しさは、その複雑さにあります。
10以上の天体の動きを追いかけて、複数天体の角度や関係を見て、その結果を導き出すという作業は、知識と経験の両方が必要になってきます。
ホロスコープ盤自体も、ネータル、トランジット、プログレスとあり、サインやハウスの区分の計算も様々です。これらをすべて理解した上で、意味を読み解いていくというのは並大抵のことではありません。
では、西洋占星術に詳しい人達というのは、それらをどうやって身につけたのでしょうか?
やはり座学で勉強をした?
それとも実践して身につけた?
恐らくその両方でしょう。
複数の、占星術師さんに接していて思うのは、理屈については座学で最低限を身につける必要があります。一方で、ある程度の「しくみ」を理解した後は実践あるのみです。なかでも、やはり効率よい学び方といえば、日々の運勢を追い求めることでしょうね。
当ブログでも推させていただいている石井ゆかり先生が、週運を長年にわたってやっているというのは、非常に理にかなったことだと思うのです。
月運や年運、あるいは日運ですと、日々の天体の動きとその角度の変化まではおいづらいのです。ですが、週運であれば、複数の天体の変化とその意味の変遷の全体像を把握する必要があります。
これを毎週つづけるというのは、本当に良い訓練になると思います。ですから、もし占星術を本気で身につけたいのであれば、週運を自分でやってみることをオススメします。