占い師になるには?①〜占い師って何?

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ここを見ているということは、あなたは占いについて興味を持っているのだと思います。あなたは、占いについて初心者かもしれません。或いは、占いについてとても詳しい人かもしれません。

ここでは、まず「占い」と「占い師」の定義を共有したいと思います。

そんなものは必要ない、早く占いを覚えてほしい、そう思っている人もおられるかもしれません。

もちろん、すでに占いが何であるかご存知の場合は、読み飛ばしていただいても構いません。

ですが、占いが何であるかを定義することは、占いを理解することの助けにもなります。もし、占いについてよく分かっていないのであれば、お読みいただけますと幸いです。

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占いとは何でしょうか?

占いとは何でしょう?

シンプルに言ってしまえば、占いとは「思考を助けるためのツール」です。

では、どんなツールなのでしょう?

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、多くの占いというのは、元々は学問として世の中の物事の状態を分類し、体系化し、その関係の良し悪しを判断するために存在していたものでした。その扱いは、自然科学や数学や社会学と同じようなものでした。

自然科学や数学や社会学と同じ、などといってしまうと「本当に?」なんて思うかも知れません。しかし、これにはちゃんとした仕組みがあってのことなのです。

例え話で解説しましょう。

世界というのは、何で出来ているでしょうか? 最も一般的な観点で言えば、それは原子ですよね。細かくはもっと色々ありますが、とにかく義務教育レベルで考えた時の一つの答えとして「世界は原子で作られている」と言うことが出来ると思います。しかし、これは別の表現をすることもできます。数学も実は世界を表すことができる便利なツールです。「世界は数字でできている」と言っても、ある一部分では的を得ていると言えます。切り口の違いによって、世界というのは様々に表現することができます。

では占いで世界を表すとどうなるのでしょうか?スタンダードな西洋占星術と四柱推命の話をしましょう。

世界を表そうとした占い

西洋占星術の根底にあるのは、まだ原子が発見される前の、世界と物質についての考えです。

あなたは、四大元素というものを聞いたことがあるかと思います。地水火風とよばれるものですね。原子がまだ発見されていない時代においては、西洋の世界では、物質は細かく分割することで四つの元素に分けられると考えていました。

東洋ではどうでしょうか? 東洋の占いには風水や易、四柱推命というものがありますがそれらの根底にあるのは、陰陽五行というものです。陰陽五行とは、世界の物事を陰と陽に分け、さらに五行=木火土金水に分類することで、把握しようと試みるものです。

この西洋派生と東洋派生のものの考え方は、まだ原子というものが発見される前の世界を、数学や科学と同じように表そうとした学問でした。

そして現代では、四大元素や陰陽五行で世界を説明するよりも、原子で説明した方が、物事の精度が上がり、説明がしやすいことから、かつての学問が主流ではなくなった、という訳なのです。

実は人間というのは、この世界についての「よくわからない物事をとりあえず分類して把握する能力」というのが非常に優れている生物です。占いというのは、その「分類能力」を利用した思考法であり、それらは科学や数学とやろうとしていることは変わりないものなのです。

占い師とは何でしょうか?

では占い師とは何でしょうか?

ここまでの説明をしてしまうと、もはや自明のことだと思います。要するに占い師さんとは、これらのツールを使い、人の物事の判断や決断を助けるのが仕事だと言うことです。

これは、心理学者や医師と似たようなものですが、向こうは現在の学術的な学問体系に基づいて、判断をするものです。

一方で占い師は、心理学や医師の判断では厳密には扱いづらい、心のモヤっとした、科学ではどうも説明しづらい点についてのサポートをする役割を持っています。

この手の役割というのは、古来からずっと存在しています。そして、今も有用であるから残っているんですね。

占い師になるのは簡単?

では占い師になるのは簡単な事なのでしょうか? もしかしたら、あなたは今、学問とかサポートとか、ちょっと面倒くさそうな話が出てきていると思っているかもしれませんね。

占い師って面倒くさそう、と感じる人もいるでしょう。占い師になるのは大変そうと考えるのも致し方ないところがあります。懸念はよくわかります。

ですが、難しいかというと━━義務教育の履修を終え、スピリチュアルが好きであれば、それを身につけることは何も難しいことはありません。今では、占い師の勉強法というのは様々に確立されていますしね。

また、占い師というのはさも特別な仕事のように言われていますが、実はそんなこともないのです。

占いは、ちょっとした好奇心とアイディアで楽しく身につけることができますし、占い師というのは、身につけた人が「名乗った者勝ち」のビジネスです。

もちろん、向き不向きはあります。

好奇心が強く、人とは違う特別なものに興味を持つ人は向いていますね。

反対に、日々を淡々と過ごすことを好んでいたり、猜疑心が強かったりすると、占いを柔軟に理解したり、使ったりするのは慣れないかもしれません。

占いの理解には自然さや頭の素直さというもの、ちょっと必要だったりするのです。

さらに、思い込みの強い方という人の中には、占いに向いている人がいます。強い自己暗示力を持っている人ですね。そういう人はしばしばビジネスで成功していたりしますが、経営者に占い好きが多い事と関連があるのも、そういった理由だったりします。

申し上げておきたいのは、

申し上げておきたいのは、占いというのは適切は方法によって、簡単に身につけることが出来るということです。そして当ブログでは、その占いの素晴らしさ、社会におけるビジネス的側面、勉強法等についての情報を発信しています。また、当ブログでは、いちばんオーソドックな占いとしてタロットリーディングを学んで頂く予定です。

ですが、その前段として様々なことも合わせてご説明差し上げます。

次の章では具体的にビジネスについて解説いたします。

占い師になるには?①〜占い師って何?
占いをしたいなら知っておきたい、占い師になるための基本的な心がけ。
占い師になるには?②〜占いビジネスとその可能性
実はとんでもない市場規模がある、占い市場についての解説。
占い師になるには?③〜揃えなければならないもの
占い師になるために必要な、最低限の物をご紹介。
占いを学ぶ①〜学びに際して初めにお伝えしておきたいこと
占い師になるために、当ブログにおけるシンプルな手順。
占いを学ぶ②〜占いの種類について
知っておきたい占いについての基本的な知識。
占いを学ぶ③〜タロットの基本と覚え方のルール
占い師に適した、タロット占いのススメと、基本的な解説。
占いを学ぶ④〜タロットの覚え方のコツ(大アルカナと暗記法)
タロット占いの覚え方のコツ〜大アルカナと暗記。
占いを学ぶ⑤〜タロットの覚え方のコツ(スプレッドと小アルカナ)
タロット占いの覚え方のコツ〜スプレッドと小アルカナ。
占い師の実践〜プロ占い師の心構えを理解しましょう
占い師の実践についての秘密。
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